■ ID | 902 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | 環境中の香料及び紫外線吸収剤の多成分同時分析手法の確立と環境中濃度の把握 |
■ 著者 | 亀田豊
埼玉県環境科学国際センター 山下洋正 (独)土木研究所 尾崎正明 (独)土木研究所 |
■ 出版元 | (社)日本水環境学会 |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | 水環境学会誌、Vol.31、No.1、39-46、2008 |
■ 抄録・要旨 | 香料や紫外線吸収剤は現在の我々の生活に大きく浸透した重要な化学物質の一つであり、ヒトを含んだ生態系全体へのリスクを検討した上で使用していく必要があるものと考えられる。しかし、環境中濃度やその生態毒性に関する研究事例は世界的にも著しく不足している。そこで本研究では主にパーソナルケア商品に使用される香料、紫外線吸収剤について、すでに分析事例のある物質のほか、国内使用が予想されるが世界的にも分析事例のない物質を含めた、香料及び紫外線吸収剤の多成分同時分析手法を確立するとともに、それを利用して下水処理場流入水、下水処理場処理水、河川水及び底質中の濃度を測定し、国内環境中濃度分布を世界で初めて網羅的に把握した。 |
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